2026年10月25日(日)、日本マーケティング学会カンファレンス2026のポスターセッションにおいて、本学大学院 経営学研究科 博士後期課程(石松研究室)のGULINIGEER PAERHATI(ゴリニカクル パルハティ)さんがポスター発表を行いました。
発表タイトルは「推しへの愛着と課金行動はなぜ分岐するのか ― F2P型乙女ゲームにおける顧客関係の分岐に関する探索的研究 ―」です。本研究では、中国のF2P型乙女ゲーム『恋と深空』を事例に、キャラクターへの愛着が維持される一方で、運営企業への評価や課金行動がどのように分岐し得るのかを、公開SNS投稿の探索的な内容分析を通じて検討しました。
当日は、研究背景、分析枠組み、予備的な分析結果についてポスターを用いて説明しました。ゲーム内の利用、課金、ゲーム外でのコンテンツ接触、ファン活動を一律の「継続/離脱」として捉えるのではなく、それぞれの行動を分けて把握する視点を提示しました。
GULINIGEERさんは、この発表を通じて、消費者とバーチャルキャラクターの間に形成される感情的なつながりが、購買意思決定やブランド・ロイヤルティ、さらには企業の経営戦略にも影響を与える可能性を改めて認識したとのことです。
今後は、AI時代における消費の変化を踏まえながら、経営学およびマーケティングの視点から、感情的価値と消費者行動の関係について、さらに研究を深めていく予定です。

来場者に研究内容を説明する様子

発表ポスターとGULINIGEER PAERHATIさん